店の毎日

小さい商店と猫の記録。

5/8 wed 晴れ 水どう祭速報キター!!

ホンさんが間違えて買ってきたオーストラリアのサイコロステーキ成形肉200gを賄うのにフライパンで焼くと天ぷらできるくらい油出てきた。でもそんなに 縮んでない。店のステーキソースかけて食べた。マルシンハンバーグよりも肉の味がしたものの、どっち選ぶ?って言われたらマルシンハンバーグ選びます。世界の肉がもしもこれだけになったらその日からベジになれる。

ゴールデンウィークにみんな遊んで疲れてるから休み明けの水曜日なんかだれも来ないよ、って余裕かましてたら昼一番からお客様。それでもいつも通りの店に戻ってま、ぼちぼちでんな。

ほんで久しぶりにぐるんぐるんネット見てたらキターいきなり速報。うおおおおお水どう祭りイン札幌。9/6、7、8もちろんしゅうまっつ。5/27からJTBの水どうツアーは予約受付けか、行きたいほんまに行きたい。お金の問題もさることながらってか問題はそれだけなんやけど。生きてるうちに会いたいですミスターと。でも会ったら興奮して吐きそうやしな、想像しただけで吐きそうやから行くのも怖いけど。声聴けるんやもんな生声。グッズもあほみたいに買いまくるんやろしもうどう考えてもそんなお金どうする?いきたああああい。

ほんまに本気で考えてます、もしこれを読んで一緒に行きたいと思ってるキョウコちゃんほか知人友人、遠慮なく情報交換しましょう。んでわたしが行けない暁には頼んだものを購買してくださいっす。

でもそんな近くでメンバーとってかミスターと話しとか(できるわけない)したらどうしよう、それはわたしのなかの園遊会やな。

5/7 tue 楽しいなやっと休み。どんより曇りで肌寒い。

ゴールデンウィークが終わった。今年は大人数の予約もあったので気、張ってたし。で休み、休みやからっていつも何するわけでなくなった中年時代。でもうちにはねこねこねこがいるのでそれだけでしあわせ。かわええよ、そらね子どもにはかなわへんけど猫もよろしいえ。

まず先週借りてた桐島のDVDを返しにTSUTAYAへ。ここアーケード街にあるねんけど最近黄色いハッピ着たあの自転車整備員の勢力が増してまったく自転車止められへん。わたしは若いころから基本、意外なことに路駐もしないし自転車も必ず駐輪場へいれるほうのひとだけどめっちゃ遠いねん、ここの駐輪場。ってか返すだけ3秒、一瞬だけでも自転車置けるとこ作れよTSUTAYAさんよう。東京の悲しいとこよなあ、店の前に駐輪場がないという。それにしてもあのハッピヤローの偉そうなことってないで。ああいう特権意識ってえげつないよな。死ぬまでだれかに偉そうにしたいねんな、あほちゃう。

ほんま早くインターネットでふつうにレンタル配信出来るようになってほしい。

 

朝から返さなあかんから大急ぎで「アルゴ」鑑賞。アルゴは確かアカデミー賞獲ったよね。これ大好きなオーシャンズに似てるわ、画の色とか展開のテンポとかって思って何気にみたら制作ジョージクルーニーなんね、なんてわかりやすいひと。まったく歴史がわからんわたしにとっては教育映画みたいやったけど1980年のイランってこんなやったんや、ってか世界でこんな空港があって民兵も警察もごっちゃまぜの少年も銃もってこんな街がずっっとあるんやって。シーンのひとつにアメリカ大使館があわててシュレッダーかけて処分した顔写真を、兵隊に監視されながらパズルみたいに小学生が破片探して張り合わせるシーンがあるんやけどぞっとした。夫は「それでも4歳の子に撃ち殺される国よりずっといいよ」って。そうやな、少年兵よりその国のほうが狂ってるな。実話やから結末は分かってるんやけど心臓が口から出てくるんちゃうか、ってくらいドキドキやった。この救出劇を企てたCIAの彼の勇気と本気(といっても彼にすれば職務として前に進むしかなかったんだろうけど)それに乗っかって殺される恐怖のなか役になり切る職員、とにかくあきらめへんねんな。ベタやけどあきらめへん度合いがアメリカはハンパなくて観ててすっごい力湧くわ。大地で育つとなにもかもスケールでかいんかなあ。おもしろかったほんまおもしろかったさでもアカデミー賞って言われるとそれはちょっとちゃうんちゃう?って思うた。

今日もきのうの月曜日開けたらしい大黒湯は休みでニコニコ湯へ。8時過ぎてたから44度のお湯でふつう。でも450円でこの極楽は銭湯は神やな。なくならんといて欲しい。でやることもないし観たいテレビもないし本を読もうってことで猫といっしょにベッドに行って本読まず10時半には寝てた。地味でっしゃろ。

あ、「勇気と本気」といえばきのう友人が面接したパート希望の男性の履歴書の(長所と短所)の欄に「短気ですが元気」って書いてあった、っていう話しを思い出した。

5/4sat、5sun、6mon ゴールデンウィークですやん、どんと晴れ。

5/4 ビールナッシング

そう今日は2〜3年前にちょくちょく来てくださってたお客様が先日久しぶりにお見えになり、うちで仲間と宴会してくださる予定の日。9名の予定。ワインもバッチリ、ビールは連休中で仕入れ先は休みなので国産ビールでとお願い済み。スタッフは誰も来れないので夫にアルバイトにきてもらう。夫は愛想がよく、社交的なのでわたしよりずっとお客さんは楽しいと思う。わたし、ある意味コミ障だからさ。小さいころから顔見知りに会うのと挨拶しなきゃいけないのが嫌で、知り合いみかけたら遠回りして外歩いてたから。でも大人になったら同じことしてたひと五万といて安心した。そういえば昔テレビ(もやさまかなあ)で、さまーずの大竹さんがめっちゃ気に入ってた近所の蕎麦屋(焼き鳥屋やったかも)にある日「いつもありがとうございます」って言われて「もう行けなくなっちゃったじゃんよ!おれ、(あ、覚えられた)ってわかるともう一生その店行けないなるのよ、店の前も通れなくなってこう遠回りしてさ」って言ってるの聞いて「うわっ一緒だめちゃくちゃ一緒だ」ておもてから大竹さんが勝手に近くなったよ。だから好きな店のレジの時はこころの中でいっつも(何も言うてくれるな、そのままそのまま)って念じながらお金出すもん。って言ってもお酒も呑めなくなったしぜんぜん外にでなくなったからそんな店もないんやけども。そんなわたしは顔見知りの店に行くにはものすごいリキがいるので、行けませんすいません。

で、そのダンディなお客様はなぜかうちのお店をすごく気にいって下さっててここで友人と、って予約してくださった。みなさんでたくさん召し上がってくだすってお酒ものんで宴も中盤に「みんなすごい喜んでます、ほんとにありがとうございます。すっごく楽しい会になりました」と言ってくれた。嬉しい、、、ほんまにうれしかった。「捨てる神あれば拾う神あり」やなあ(これ好きな言葉)ってほんま身にしみた。ありがとうございました。

5/5こどもの日。

柏餅買う。柏餅好き、小さいころは葉っぱ取りに行って餅蒸して餡子炊いておばあちゃんと柏餅作ってた。小学生のころか。祖母の水ようかんや柏餅、よもぎ餅どれもこれもめちゃくちゃおしくて、家で作るしひとりっ子やから食べ放題で(でもひとりやと逆にようけ食べへんよな、これ)いっつもその味を探す。餅に葉っぱの匂いが付いてるやつ好きなんやなわたしってば桜餅とか。あっ水まんじゅう好きやわ水まんじゅう。地元のお祭りの日に帰りに和菓子屋さんで買うてもらえて、毎年それが楽しみで楽しみで。思い出しながら、いっかい作ってみよかな和菓子。

 

5/6 今日も休み、何の日やろ代休?

さすがに最終日、ゆっくりした一日になるかとおもったら好天に恵まれランチからみなさんワインでゆったり。さいごの日は家でゆっくりなんかな。やっと連休が終わる、去年のものすごい疲労感(そんな忙しなかったくせに)にくらべればすっごい楽ちんで元気な希ガス。つるちゃん来たんやった。相変わらずのスーパー後ろ向きでおかしい。原宿の有名なポップコーン「ギャロップポップコーン」を職場の若い子が差し入れてくれたらしくおすそ分け。生きてて今まで食べたなかで一番おいしいポップコーン!チェダーチーズと濃厚なキャラメルポップコーンが一緒に入っててシカゴのやつでふたつ一緒に食べるねんよ(あまりにおいしくてググった)すんごい行列らしいっす。夜に来たうのっちに教えたら知ってた、、さすがっす。「今まで食べたことのないおいしいもんに出会うと理屈抜きで生きるファイトが湧くよなあ」って言ったら「それわかりますっ!」ってつるちゃん言うてた。こういう感覚わかるの大事よの。それだけでつき合って行ける。

なんやかや濃いGWやったけど、ともだちもゆっくり来てくれたし楽しい宴を精一杯準備できたし喜んでもらえたし、なんかええ一週間やった。

おいしいもんとおもろいはなしできる友だち(ってかともだちでなかってもええけど)あったら余は満足。おいしいもんとおもろいひと、ほんまこれだけやわ。あ、あと猫。

 

 

5/3 fri 晴れ また金曜日。ハノイハノイに集まるおもろい人たち。

GW後半の初日。ひまやね。

ぼちぼちお客さんは来てくれるけど街もひっそりしてて前半の出だしとぜんぜんちゃうね。それはどっこもおんなじみたいでカリスマカフェKさん、二時前にお茶のみに。

昨日のグチグチを話したら「あのひとぜったいB型ですよ」とKさん、なんでやねん。

神田で仲良くさせてもらってたYさん赤ちゃんと奥様とお友達と一緒にご来店。もう7年くらい前になるか、夫が神田に事務所を構えてて、西口のモダンなビルをパーティション仕切りでいろんな会社入ってるおされなやつ、こういう事務所構え名前なんていうか忘れた。そこで編集や企画をされてたのがYさん。同じ世代の少し上だけどスナフキンみたいな声でしゃれててスマートで「慶応ボーイ」と聞いて納得したわ。そのYさん今日のお友達は幼稚舎からだそう。東京ですなあ。あそこの事務所にはもうだれも居なくてみんなバラバラになった。セニョもそのころの神田のお友達、でYさん経由で神田の姉さん、兄さんと呼ばしてもらってるMさん一家とも仲良くなって、濃くて深くてお金のかかる神田の夜を毎晩謳歌してましたな。お金なくなって行けなくなったけど、今でも神田の姉さんはひょっこり店に来てくれたり姉さんの息子であのころかわいい中学生、今かっけえ大学生のジュンはツイッターでたまに話すし、で実りの多い神田デビューやったな。この仲間の再会もアベノミクス効果か?いやぜんぜんカンケーないか。

それでもボチボチお客様は来てくれて、終わってみれば人出は昨日と変わらず。お店やりだしてからいやその前からGWはまったく興味なくて休みたいと思ったこともないんやけども、平日よりはお客様はたくさん来てくださるわけでいろんな懐事情は助かるのでラッキーやな、と思うようになった。

ハノイハノイに集まるおもろい人たちが、あとだれのことやったか思い出せなくなてしまいましたとさ。うはは。

 

5/2 thu 晴れだわ 心の底から傷ついた、年に一回こういう日あるよな。

ま、題名に書いてしもたけど今となっちゃもうどうでもええことやねん。

ゴールデンウィークでいつにも増してお客様も多く、(うちは12人で満席の店)そんななか団体さんのご予約があって、その前にワインが売り切れて3本しかなくて、ご予約のお客様も何人かは知ってる方やった心安さもあってそのままお迎えしたら、ワイン切れて。酒屋さんに無理言うて走ってもらったんやけどそれもある程度時間がかかるわけで、で、その団体さんの中のここらでは有名だそうな、イラストを描いてるひとが「うちの家でもワインの30本や40本あるのに、なにそれ」って立って言い出す。「うち、ワインやちゃうし、そんなら家帰って呑めよ」って心ん中で突っ込んだけど、ま、そんなことも言えず「今日は売り切れてしまって、酒屋さんに無理を言って今走ってもらってる」ことを言うとその方以外の人たちは「酒屋さんに走ってもらってる、なんてなんかいいねえ」とか言っておさまったんやけどそのひとは「で、それは待てばくるの?来ないの?」って。だから待ってたら来ますやん、あっちも一生懸命走ってくれてるんやから。ふう。注文のときもスタッフに「おすすめはどれ」「これが好きです」と言って持ってったサラダを鼻で笑いながら「えっ?これ??これがおすすめなの??」って。そやでそのサラダはみんなおかわりするくらい大好きやし、ま、そのスタッフは好きやねんそれが。わたしはスタッフに「お客様におすすめって聞かれたらじぶんの好きなメニュー言えばいい」と指導しているので、別にええやん、それはそのスタッフのおすすめやねん。「ほかのひとに話しかけずにわたしにメニューの説明してちょうだい!」だの、暴言やまず。そのグループのなかにうちのお客様のおふたりがいなかったらお帰りいただきましたよ、いやほんと。それが街おこしのグループのひとりっていうんやからびっくりするよ。そんなひとがどんなイラストを描けるんやろ。そんながさつな毎日でどんな絵を描くんやろ。ひとは傷つく、それがどんな身勝手な発言でも言葉は暴力やし、そのひとめがけて投げたナイフは刺さるんですわ、これ。それを「私は変わったひとだから」っていろんなひとにそんな言葉を投げて生きてるんやったらその傷つけたオトシマエはどうやってとってくんやろ。気にいらなければ帰ればいいことで、それはどこの世界でもそう。どんなひとであろうと、店やスタッフにあられもない暴言吐いて、汚すことわたしはゆるしましぇん。怒るまえに人は傷つくんだよ、おいてめえよう。でもそこでただで起きては先輩に怒られるので、精一杯傷ついた、んで怒った、んでじぶんの足らずを検証したよ。で2日後にご予約いただいてる大切なお客様にお電話でお飲みになるワインの量や好きなお酒の種類、食事の量ぜんぶ確認して準備した。

えらいぞ、じぶん!

そんでちょうど下で立川らく里さんと席亭さんが来てくれてた。ばかばなしをしてわはははわははは笑わせてもらってたら一気に気が晴れて憑き物がとれた。ああこうやってうまいこと掬い上げてくれるようになってんねんな、世の中ってなあつくづくありがたかったよ。みんな大好きや。

おつかれさん。

 

5/1 wed 晴れたり曇ったり雨ふりだしたり 幼稚園ってすごい

朝から買い出し。

上野まで日比谷線で行く、日比谷線って竹の塚も行くんやね知らんかった、、知ったからってどうなるもんでもないけども。毎朝「あまちゃん」種市先輩にハンパなくときめく。ビーチボーイズで竹内豊をみたとき、嵐みたときと同じだよ、くるよ彼はくる、予言。

 

FBで幼稚園児がシャスタコーヴィッチの革命を演奏してる画像が廻ってきた。

まったくクラシックわからんわたし。日比谷音楽堂に初めて生のオーケストラ聴きに連れてってもらってめちゃくちゃ感動して、そのときの演奏がシャスタコーヴィッチだったからシャスタコーヴィッチは好きで(って好きっていうほど聴いてないくせに)おもちゃのマーチ的なテケテケ行進音楽みたいな、あか抜けてて聴いてて映像見えてくるっていうか今のはやりで言えば世界観?みたいなもんが好き、ってたぶんどれも生のオーケストラで聴いたら感動するんやろけど。

んで、きのう血圧が一気に下がってその原因を追求したら「レバーちゃうか」ってなってきょうも店にレバー食べに来た夫に「感動させたろ」とその幼稚園児の演奏のYouTube見せたらけちょんけちょんやった。「この先生の自己満足でしかないこんなデタラメにカットされた音楽聴いても超不愉快。これじゃ園児がかわいそう。もっときちんと曲を演奏させるべき。とにかくこの先生がすべてダメにしてる」と厳しいこと言うてた。むつかしなあ、奥がふかいんね。

 

幼稚園ばなしになって、ふみえちゃんが通ってた幼稚園は(毎日きてくれる友人)卒園までに宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を暗唱せなあかんかったらしい。んで卒園間近ラスト三人になってギリでけたらしいけど、いまもぜんぜん言えてなかった。三つ子の魂どころか、5歳の魂どっかいったんね。わたしは幼稚園時代なんにも覚えない。一個だけ覚えてるのが、年長さんで教室で版画みたいなやつやって、家描いて、空描いてめんどくさなってきて、インクつけたけどめっちゃええ加減にゴシゴシしたら偶然にいろんな大きさの雪降ったみたいになんでか刷り上がって、先生ものすご興奮しだして「これは雪ね!すごいわ5才で雪の景色つくってるわ!!すばらしい」と大騒ぎになってずっと張り出されて、あげく新聞にも載った。どこがどないなったかそんな傑作呼ばわりされて、偶然やのに嘘をついたような羽目になったじぶんの申し訳ない気持ちを今もきのうのことのように思い出す。あのあと母も「あんた天才ちゃうか」と喜んでたし。私の絵は手をぬいたらいけるんちゃうか?と変な思いこみして途中までデッサン必死にしてたのに急に手抜きで色塗って仕上げた「鉄棒してる友だち」も地元の展覧会で金賞とった。その栄光を引きずって小6の卒業文集には「将来ミレーのような画家になる。」と書きました。あほやあほ。

引っ越して偶然小3から6年まで同じ先生やってんけどその先生が美術の先生で毎朝15分のデッサンの時間があったねんな。先生も力入れて教えてくれたしけっこう夢中でやってた、みんな遊び半分やったけど。それもあって本気でおもてたんやな画家。

子どもがおらんからそれがなんとも堪えようがないくらい辛いときがあるねんけど、それはそんなじぶんがも一回やってくるみたいな気がしてすっごい楽しみやねんな。でも実際はそんな絵空事やないし、最近は子どものおらん幸せっていうのも見つめていかなあかんな、とか思えるようになったよ、ちょっとだけやけど。

とかいいながらなんも考えてない毎日が過ぎてゆきます。ゆきます。

 
 

4/30 tue 雨って言うてたけどけっこう曇。「桐島、部活やめるってよ」が傑作やったで

傑作ってなんやろ?っておもたときに何十年も経ってもだれかが掘り起こしてくれそうなやつ、やとおもて、この映画はそれが想像できて、作り方もなんか新しくてそれは「この空の花」も同じ感動やってんけど映画っていうもんができることをむき出しに見せられてる感じがするねんな。ああ映画観てるわ、という。それはもちSF大作なんか観ててもそやけどさ。桐島は高知ロケやった、一ヶ月かけて撮ったそうな。せやからあんなに役者さんの演技が観ててノーストレスやねんな。監督の吉田大八さんは「腑抜けども」の監督やった、あクヒオ大佐も。腑抜けどももクヒオ大佐もおもしろかったし好きな映画やから相性がえんやな。それにしても大衆は案外正しい、というか桐島はおもしろかった、新しい風がぴゅーぴゅー吹いてる映画やったで。後世に残るね、とか言ったりして。ま、それはわからんけど観てないひとは観てください。自分探しなんかせんでもあなたは桐島の中にいますから。うへへ。

今日は休みでゴールデンウィークの中休み。あと4日、でも今年はあんまり疲労感がないな、なんでやろ?足裏のせいかそれともダイエッティングのせいかしらん。

鶏屋も大門商店街の鳥屋もぜんぶ閉まってて、あげくマクドナルド行った。でもマクドナルドもう年に何回かでいいな、歳のせいかそれともマクドに勢いがないんかわからんけど。また大黒湯休みでニコニコ湯へ。湯温48度、攻めてるなニコニコ湯。

で、いきなり都知事の失言騒ぎの感想書いてたわ。

もともとオリンピックなんて東京に来ないと思ってたし今回の発言は日本のつけやきオリンピックを露呈していて(だってそんな知事を選んだやん石原もしかり)そもそもこの中心にいるひとは東京招致なんてどこら絵空事ってわかってるだろうし、そこで75億円をこの失言のせいにできてよかった。

二年前の大震災で行方不明のかた、住むところや仕事をなくしたひとの家や仕事、福島第一原発の事故後の毎日の放射能漏れ、海への垂れ流しいまだ作業の目処も立たないこの国でオリンピック、ないよないない。

住むとこなくて仮設住宅に住んでるねんよ、天災と原発事故という大罪のせいで。

住むとこないひとが仮設住宅東京オリンピック観るんか?そんなことする前に「わたしらの住むとこどないかしてよ」って思うやん。わたしなら思うわ。そんなことに元気づけられたりぜったいせえへん。盛り上がってるひとってなんなん?とさえ思うよ。招致の運動でかつぎだされてるタレントや文化人とかあほちゃうかと思う。

それって当たり前のことやん。

先にせなあかんことしようや。