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店の毎日

小さい商店と猫の記録。

5/2 thu 晴れだわ 心の底から傷ついた、年に一回こういう日あるよな。

ま、題名に書いてしもたけど今となっちゃもうどうでもええことやねん。

ゴールデンウィークでいつにも増してお客様も多く、(うちは12人で満席の店)そんななか団体さんのご予約があって、その前にワインが売り切れて3本しかなくて、ご予約のお客様も何人かは知ってる方やった心安さもあってそのままお迎えしたら、ワイン切れて。酒屋さんに無理言うて走ってもらったんやけどそれもある程度時間がかかるわけで、で、その団体さんの中のここらでは有名だそうな、イラストを描いてるひとが「うちの家でもワインの30本や40本あるのに、なにそれ」って立って言い出す。「うち、ワインやちゃうし、そんなら家帰って呑めよ」って心ん中で突っ込んだけど、ま、そんなことも言えず「今日は売り切れてしまって、酒屋さんに無理を言って今走ってもらってる」ことを言うとその方以外の人たちは「酒屋さんに走ってもらってる、なんてなんかいいねえ」とか言っておさまったんやけどそのひとは「で、それは待てばくるの?来ないの?」って。だから待ってたら来ますやん、あっちも一生懸命走ってくれてるんやから。ふう。注文のときもスタッフに「おすすめはどれ」「これが好きです」と言って持ってったサラダを鼻で笑いながら「えっ?これ??これがおすすめなの??」って。そやでそのサラダはみんなおかわりするくらい大好きやし、ま、そのスタッフは好きやねんそれが。わたしはスタッフに「お客様におすすめって聞かれたらじぶんの好きなメニュー言えばいい」と指導しているので、別にええやん、それはそのスタッフのおすすめやねん。「ほかのひとに話しかけずにわたしにメニューの説明してちょうだい!」だの、暴言やまず。そのグループのなかにうちのお客様のおふたりがいなかったらお帰りいただきましたよ、いやほんと。それが街おこしのグループのひとりっていうんやからびっくりするよ。そんなひとがどんなイラストを描けるんやろ。そんながさつな毎日でどんな絵を描くんやろ。ひとは傷つく、それがどんな身勝手な発言でも言葉は暴力やし、そのひとめがけて投げたナイフは刺さるんですわ、これ。それを「私は変わったひとだから」っていろんなひとにそんな言葉を投げて生きてるんやったらその傷つけたオトシマエはどうやってとってくんやろ。気にいらなければ帰ればいいことで、それはどこの世界でもそう。どんなひとであろうと、店やスタッフにあられもない暴言吐いて、汚すことわたしはゆるしましぇん。怒るまえに人は傷つくんだよ、おいてめえよう。でもそこでただで起きては先輩に怒られるので、精一杯傷ついた、んで怒った、んでじぶんの足らずを検証したよ。で2日後にご予約いただいてる大切なお客様にお電話でお飲みになるワインの量や好きなお酒の種類、食事の量ぜんぶ確認して準備した。

えらいぞ、じぶん!

そんでちょうど下で立川らく里さんと席亭さんが来てくれてた。ばかばなしをしてわはははわははは笑わせてもらってたら一気に気が晴れて憑き物がとれた。ああこうやってうまいこと掬い上げてくれるようになってんねんな、世の中ってなあつくづくありがたかったよ。みんな大好きや。

おつかれさん。