店の毎日

小さい商店と猫の記録。

大きさと売り上げ

ツイッターにつぶやくにも長くなりそうで、「あ、ブログあった」と思い出し。


お店ってかっこええこと言っても

生活できるだけの売り上げが上がらなきゃやれないわけで、

ほかにアルバイトしたり副業持ってたり不労所得あったりしたらできるってもんだけど、それはそれで、空いた時間に都合よく働ける職場がなきゃ無理だし家賃収入があるひとがそもそもお店なんて効率の悪いことするよりそこをひとに貸すだろうし。


アルバイトの子が「両立が難しい」とかって辞めたい、ってなった時にいつも思うのは「ほんとはじぶんひとりでできる手の中でやりたいんやけどな」ってこと。


でもお店も9年目になってわかったことは、ひとりじゃ店の大小にかかわらず生活をするだけのサラリーを稼ぐのは難しいというか無理なこと、店はスタッフの数だけ売り上げが増えていくこと。

これは乱暴かもだけどひとりで何もかもやってっていうのはよほどキャリアと客を持ってて、やりたいことが固まってるひとじゃないと無理やと。

そうなると、一生そこで働いてくれるびっくりぽんなひとは今はいないわけで、いつかはぜったい辞めていくスタッフに仕事をすべて教え、慣れさせ、働いてもらうことって虚しいことで。

ほんなら、

じぶんひとりでやれて今の利益が出る店ってどんな形やればえんやろ、って毎日そのことばかり考えてるわけで。

多少違いはあれど、お店やってるひとの考えてることってここに尽きると思うねんなあ。