店の毎日

小さい商店と猫の記録。

4/25 晴れ ごとびやね、五十日?ごとびってどんな字?

書き出す時間4:30~5:30になるといりさんとみどりが今月から開けっ放しになってる表から入ってくる。

猫はすごく時間厳守。

うちのも6時半に一度みんなベットまで上がってきて、それでわたしがトイレだけ行くのにはついてこなくて、7時過ぎたらわらわら布団の中やベットの下から出て朝日の当たってるほうの窓に一列に並びだす。冬はふとんから出てふとんの上にねこだまる。

でちゃんと起きるとだだだだーっと全員一緒に降りてくる。

なあなあ鳴いてごはんください、ごはんいれてくださいっていうけど

入れたら入れたでちょっとついばんで、だだだだだーって下へ。また上がってきてじっとみてるテレビの前に座ってまた一部のねこが、なあなあ鳴いてちがうのください缶詰ください缶詰くださいって鳴く。

長老(っていっても推定13歳)でこの家(借家)に私たちよりも前に居た(前に住んでたひとが飼ってるか世話してて置いてった)イチ(黒猫)はほかの猫がふえてたいそうストレスもたまって、このまえ喧嘩で向かいの家の屋根から落ちてから痩せて外にも出られない(出してない)ので、特別扱い、贔屓するようにしてる。あきらかに贔屓してますってのをイチにわからせるように。ずっとイチはひとりで悠々やったのに(二年目からうりが来てそれはそれで仲違いしながらもなんとなくやってた。いまはうりはいないけど)今はうざい家族といっしょに住まわされて不憫やからね。

ごとびは車多くて銀行に人多い。お給料のひとも多い、うちまったくカンケーないけど。きのう気づいたけどあさってからゴールデンウィークですやん、って「ですやん」って関西弁好きやな。友だちは(東京のひと)「せや」が好きって言うてた。「せやせや」って好きなんやて。カンケーない、この日記25日にカンケーない、ってくらいとりとめのない一日。ただいま17:39、これから夜の営業が始まるな。

あっ!あったあった忘れるとこやった。

今朝10時前、出勤途中の4号線の唐揚げ屋が角にある大きい横断歩道で、歩道の線の右はしっこを歩いてたおじさんが「まちがってる!それはまちがってる!それでいいのか!(とかいろいろ」って手を前に出して突く感じで叫んで渡ってた。「なんでやねん」の手つきの前押し版。怖いです怖いです。出勤途中すっごい思うけど独り言言うてるひと多くね?東京だから?

アベノミクスで減るのかな。

 

法律が商売を操作するのあかんけど、

還元セール禁止の法案はわからないでもない、やりたいひとは「3」と「5」と「8」があかんねんから「4%引き」「7%引き」とかやればよろしいやん。

税金は商品の値段とは別のもんやから、来年から外税表記を徹底する方が先やと思うわ。そんな国がいい。

「うおーこんな税金つくんや」っていちいち確認できることはええことやし。

 

平和やな。

 

 

 

4/24 曇り時々雨 もうすぐゴールデンウィークか

昼から雨足強いのにポツリポツリお客さん。

そして今日も店の先の路地にある古い日本家屋の歯医者さんに通っている歯医者帰りのシキさんご来店。

で、表で入るでもなし近くのカリスマカフェkさん(ツイートにお兄ちゃんって名で登場するひと)が白い充電コード持って店のまんまえで電話してる。仲良しからみたら黒い感じのひとって思うだけでなんともないけど、知らないひとからみたら怖いほうの人よなKさん。はよ、入ってきてよって。

で入ってきた。「その向こうに差し込んでもらっていいっすか」って

充電する気まんまんですやん、電気どろぼうや。

 

「牛肉とはっぱの下さい。ここのは合成肉とかではないですよね」

「震える舌」読書中のシキさん。

「あ、おれ、あの合成肉好きですけどねえ、柔らかくて」kさん。

うちは合成肉ではありません。

定休日開け、今日ばっかりはだれも来ないだろうな、と思ってたからよかった。

 

毎朝「きょうはだれもこうへんのかな」って思うし来ないのが三日続くとこれ一ヶ月続いたらどうしようと思う。そいえば店やるまえにどっかに食べに行く度に仕入れの量やら営業時間やら手当たり次第その店のオーナーに質問攻めしてて興奮してたんやなあ、わたし。んで商店街はさんでお向かいにあるおいしいアフリカ料理の飲み屋さん「バオバブ」で大好きなオーナーのさとうさんが「店って今日みたいにだれも来ないなあ、って思ってても一ヶ月終わってみたら先月と同じ売りあげになってる。不思議ですよ」って言ってて。それ聞いた時は(バオバブさんはおいしいし、長いし、みんな大好きやから結局帳尻あうだけやわ)って思たけどほんま不思議と開けてみて過ぎてみるとまったく毎月同じくらい売り上げてんねんなあ。言われたことがいま、すっごいわかるよう。みなさんありがとう。

いま、表からいりさん入ってきてうがうがってへんななきかたしてる。

 

ベトナムの留学生のアルバイト斡旋をきっかけにハノイハノイに通ってくれるようになった日本語学校のHさん。(バイトに来てた留学生は2人ともすぐにばっくれたよ)で、仲良くなってんけどそのHさんが料理修行で先週からベトナム、ホーチミンシティに。三ヶ月間、料理を勉強し、戻って店をやるという。ベトナムの店やねんけど、それがすっごいすきまのセレクトで、おもしろいねんなあ。帰ってきたらなんかコラボりたいよ。彼女の滞在中の三ヶ月中はまず無理やけど「もしかして延長するかもしれない」って言うてたしコツコツあきずに店開けて、彼女が居る間にホーチミンいきたい。で、きのう東京宝くじ買ったよ、5枚500円。でも1等 2000万1本 100万2本やった厳しいな。

んで、彼女から「着きました」っていうメールが来たんやけど、今は仕入れをお願いしてる雑貨をやるきっかけになったKITOのひろせさんからのメールもそやけど、海を超えたメールってなんか気分が高ぶるんよなあ。読んでるだけで、いやメール来るだけで、わくわくする。なんでやろ?遠いとこからくるから無意識で興奮すんのかな。そこにおんなじ時間(時差2Hあるけど)やのにぜんぜんちがう世界が拡がっててそれが興奮するんかなあ。一気に鬱も吹き飛ぶくらいあがるわあ。

毎週和歌山から野菜と一緒にキョウコちゃんから短いレターが届くんやけどそれと同じ興奮。むかし雑誌クウネルにあった作家とだれかの交換書簡みたいに公開したいくらいレターおもしろい。ま、公開とか死んでもできひんけどもお互い。

でもキョウコちゃんが、昨日の手紙でうちの先行きをいろいろ心配してくれて、「野菜もあるときだけ送りましょうか」と気を遣ってくれてて野菜より手紙がなくなることがショックやから(うそです、野菜一番)しごとがんばるから、わたし。

 

あっ地震だ!(4/25 16:16 現在 福島だわ)

 

※店はありがたく二年目から変わらず同じ具合でうちの先行きは店の先行きではないのでだいじょぶです、といってもみんな一年に一回は来てね。

 

 

 

4/23 定休日 晴れ。上野へ買い出しと色彩を持たないひとのこと

きょうまでで、70人読んでくれてありがとうございます。

これが1日30000ビューになる日まで書き続けるで。

 

今日は店は休みで、生のレモングラスやタイの餅米とか切れてたので

休みの日なのに上野へ買い出しにいきました。

その帰り、「姉ちゃんたち写真撮ったほがいいよ、キムタクだよ!」とセンタービルの二階指差しながら数の子とか売ってる兄ちゃんが言うてるんで上見ると、

あほがみる、豚のケツ、知らない兄さんやったよ。上野ものごっつひと。12時前、アメ横センタービルの地下へ降りると照明明るっっ!めっちゃひとやん!

撮影中やん、頭ひとつ高い高嶋兄、香取くんもザキヤマさんもテレビで見るのとまったく同じ顔でした。昔はテレビで見るのと違うなあ、細いなぁとか小さいなぁとかあったよな。びっくり映像の進化やな、まったく同じ。
ただ、濃いな、スターは濃い。
この調子やと私の北村さんとか私の松潤とかどれだけ濃いんやろ。
って、濃い好きやねんな私ってば。うちにも撮影でいろんなスターさんが来てくれはった。楽しんごさんはじめ、たかとしさん、温水さん、はなさん、つい先日は羽場裕一さん。いっちゃん最初がタカトシさんやって、どのタレントさんが来るのか、どの番組なのかも知らされてなかった(言うてしもたらみんな見物で大騒ぎになるからか?)から、表の引き戸のガラスにタカトシさんが写ったときは目、こすったで。すぐ本番やし緊張でガタガタ震えたけど、何回か撮影繰り返すうちに、私がそのひとたちと友人になれるわけでもなく、撮影が終わればさようならでたぶん一生会えへんからへんな緊張するのはなくなった。大事なんは撮影でなくてこの店に来てもらえるようにすることや、って思たよ。
スターのひとは喜んでくれてみんな「ぜったいプライベートでゆっくり来ます」と言ってくれたけどだれも来ないよ。
「5時に夢中」に出た時に終始興味なさげのうさぎさんにまわりが「そんな顔しないで北千住おもしろいですよ、行ってみてください!うさぎさん!」というとうさぎさんが「一生、行かないもん。行かないでしょふつう、北千住」って言うてるのを聴いて、まったくその通り!っておもたよ。うさぎさん気持ちよかった。
でも先日の羽場裕一さんは「ショップのカードもらっていいですか」って玄関のカード
持っていってくれたよ。
羽場さんはほんと、どっからどこまでが演技かわからんくらいムードがあってくしゃくしゃの笑顔で素敵でした。演技でなくてきっと素敵な方なんやと思う。相棒でも渡鬼でも私の中では身近な役者さんやから「スープ、ほんとおいしかった」って褒められてめっちゃ嬉しかったな。
 
んで、昼過ぎには上野から帰ってきて自宅の猫とうらうら過ごして、
千住図書館の道なり先にある鶏屋さんに先週に引き続いて総菜を買いに行く。
店の名前わからんけど表に焼き鳥と鶏のフライやハンバーグが皿にどぱっと並んでて
お買い得のやつは30円でふつうのは60円、手のひらより大きい鳥の揚げもんは100円。
これ、かざまより安い。
700円分買って帰って分けて食べた。
フライ胸肉、やわらかく衣がミルフィーユみたいになってた、変わってるな。
 
↓ここから読書感想の備忘録なんで長いし読まんでいいです。
 
世界が認めた村上春樹の『色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年』文藝春秋
相棒見て(あの写真のやつやった。警官がすぐにひとを殺す相棒、、っておもてたけど
逆に、警官は拳銃とか殺されたひととか日頃身近なぶん、人を殺すのもわたしたちより近いかもしれんな、と思う今日この頃。)
で、多崎つくる、
36pまで一気に読む。
ここで多崎つくるがなんではぶられたんかだけが知りたいだけで
物語にまったく関わっていたくなくなった。
読み始めてからこの無理やり感、読まされてる感、
多すぎる無駄な文字(あ、わたしは36pで「多崎 色彩 あらすじ」ってぐぐってしまうほどの、春樹読むなのばかやろうなのでなにを言おうとそっとしておいて下さい。)
ミステリー仕立てというかなんていうか突拍子もないようでどうでもええことにつき合わされてる感、いやいやよ。
あ、この読まされてる感って、、って思い出した25年前初めてそのころの彼に読まされた時も(「風の歌を聴け」「1970年のピンボール」とか)同じこと思いながら、でもこれ読んでしまわないといけないからときもち盛り上げて読んだんやった。ミーハーやからそのあとも出れば読んだ。アメリカ文学みたいなこういう平坦な文章がリズムに乗って音楽みたいで面白いと感じようとしてたけど、実はその最初からおもんなかったねん。
んでノルウェーでおわた。じぶんの知人がノルウェーの感想をそれはそれは興奮して話してて、さめた。
で25年ぶりの春樹。つまらん。これ、どの本よりつまらん、でも40Pしか読んでないから、ともだちが「つくるにレイプされた」と嘘ついたことでつくるがはぶられて、いや友だちはそれが嘘だってどこか気づいてたけどはぶるしか選択肢がなくて、そんな多崎つくるは今結婚したい彼女にも二股かけられてて、さてどうなる、みたいな暴いていく旅のとこ読んだら変わるかなあ。(すいませんあらすじググったんで)せっかく夫が買ってくれたから読む、と思うけど。
 
せやし、自殺とレイプ出したら小説、終わりやと思うねんなわたしは。
 
 

 

4/22 あっぱれ晴れ晴れ。気温も3度高いそうやけどもっと高いよねきのうより。

いま、家入さんと某イラストレーターの「家入さんギャラ未払い事件」がにぎわってる世間ってかわたしのTLほか。

私は家入さんのファンでもなんでもないし

若きカリスマらしいけどま、そんなこともどっちでもえんやけど

なんでも行動を起こす方のひとはそれだけで一歩前にいるひと、やと私は思うてて。

ぶっちゃけ、なんもせんひとよりえらいんちゃう、とかおもてて。

それはやらへんひとが、あかんって話とはぜんぜんちゃうよ、一応補填。

 

大昔じぶんが雑貨を作ってたころ、わたしの欲しい雑貨なんか100人いたら100人思いつくようなデザインやったし、なんのオリジナリティ(ま、そんなんどうでもええんやけど)もなかったけど、ひとりでデザインして作って、営業してって夢中でやってたら

あっという間に取引先ができたし、それはけっこうメジャーでいけてる会社3社との取引きやったんで個人が昨日今日、始めたことでも形にして動けば結果は出るんやな、とほんま驚いた。でもなんでや?とおもたけど、良いデザインを思いついて、まずそれをサンプルまでつくるひとが100人にひとり、それに値段をつけて量産できる範囲考えて販路を見つける、となると10000人にひとりくらいになるわけやねん。

その経験が店に生きたで。

「すごい雑貨とお料理の店なんて、私の夢です」って、オープンしたころめっちゃ言われた。わたしもそういわれて最初は、嬉しそうにまじめに熱く自分語りしてしもうてたけど。

やりたいことをやってみる人ってめっちゃ少ないねん。

ここはいきあたりばったりの店やからなあ。

ま、物件だけはここを借りてた友人に「空くときは頼むで」って2年くらい頼んでたけど。じつのところ店なんか最初はぜんぜんやるつもりなかった。

友人集めてきゃーきゃー言いながら壁ぬったりしてるうちに「店できるやん」ってなって、みたいな。

いや、わたしが行動したからひとより一歩前にいてる、って話しやなくて、

SNSでやれ「失望した」だの「最初からこんなひとだった」だの

本人に言うてもてるひともいてるし、じぶんのフィードでごちゃごちゃ言うてるひと大杉。

支払いふくめ業務はなんでもそうやけどその当事者にしかわからん事情があるし、

そんなんあんたらわからへんやろ?みたいな。

 

また長いふりで。

 

きょうは夫の友人のNさんがみえた。

アサリのフォーとサイコロステーキを食してくれて、満腹でなにより。

最近、年頃なのか遺産の話しが多いな、遺産と介護と危篤から復活する生命力の話。

あったらあったで大変なんやな、でもないよりある方がいいよな遺産、、、

わたしはないけど。

きのうからやっぱりテレビ効果か、店を見にくるひとも多いし(多いといっても3人くらい)お客さんもいっぱいきたよ。

昨日も言うたけど、みなさまあと1回は来てね、よろしくです。

 

そのあと、地域猫の世話してはる方が来てくれて、

「GWに旅行するから猫が飢え死にしないか心配で夜も寝られない」と。

その方は玄関に2個トイレも作ってるそう。すばらしい。

いりさんもみどりもお世話になってる、お世話になってるっていうのもおかしいよな、

わたしの持ちもんでないしな。

いりさんは「すずちゃん」(鈴つけてたから、、でも今はだれかに首輪とられてます、怖いな)みどりは「クロちゃん」マイケルは(あ、忘れた)って呼ばれてるらしい。

「だいじょぶです、まわりみんなみてますから」と話して、ホッとして帰られました。

 

店の話にもどると

最初はコーヒーとバインミーの店にするつもりで、それで始まったんやけど

三年目、キョウコちゃんと知り合うことでこれまたどんどん広がって行ったねんな。

それはまた別のおはなし、

ってだれやねん。

 

 

 

 

 

4/21 朝雨強い 二時前にやむけど寒い。やっぱりテレビ効果?

BSフジ「粋男流儀」http://www.bsfuji.tv/top/pub/ikidanryugi.html 効果かなあ。

 

先週、先々週に続いてまた週末雨ふり

店は駅から徒歩6分、6分はけっこう歩く。風が強い日(雨より風の方がひとが来ない!)と雨の日は開店休業状態で、おなじみさんがひょっこりいらしてくださらなければ店、潰れています。

5年ほど前に「雨の日と木曜日」が定休日のおされな店があったけど(その店は今なくなったけど)おされとかまったく関係なく「雨の日と火曜日が休み」にした方がいいくらいってかしろよ、ってくらいひと来ない。

それでもこうして、ざんざんぶりの中みなさま来て下さっているので

雨の日は休みません。

ずぶずぶになりながら歩いて来て、店閉まってると晴れた日よりショック大きいし腹立つ。そんな思いして来てくれる日は嵐でも開けていたいんだ、ってかっこええやん尾崎やんわたしってばてばて。

で、たくさんいらしてくれてありがとうございます。

一生であと1回くらいはみんな来てね。

 

一気にお客様がいらしたのでめっちゃ混んでるやん!って思ったけど

これがひとり帰り、ひとりお越しの出船入り船(気にいってます)の昨日のほうが客数が多い。

8人多い。

8人というのはすごいよ、

ふつうに雨の土日だと逆にそのくらいしかお客さんは来ないから、って晴れてもそうだけど。

 

でも最近つくづく思うねんけど、

店っていうのはじぶんの思った通りになっていくもんやなと。

なにをうたってるわけでもないし、コンセプトもないけど

思う通りの店になっていく、不思議や。

忙しくばたばた動くのが大好き!っていうひとの店はそうなってるし、

うちは、忙しくばたばた動くの、いろんなひとがめっちゃいっぱい来るの、いややなって思たらそうなってるし。

店を始めてから、売り上げを上げたいとか思ったことはないけど、

売り上げはまじめに開けてたらぜったいあるもんやと信じてたし。

私みたいに他人より突出した技能がない人間は同じ時間に開けて、閉める、これは守らなどうしようもない、ってのはわかってた。

 

一番難しい、今も明日もあさってもいちばん大変なんは

「じぶんの情熱の継続」これだけやで、ほんま。

売り上げとか客数とかそんなんより、どんだけ初心のままおれるか、

ってかおられへんって。

「なんでこんなことやってるんやろ」とか考えないまでも、

「悪いところぜんぶ治しますからわたしのこと好きになってください」

っていうのが無理なくらいに、情熱の継続はむつかしいねん。

これが無意識に継続するひとはそこがもう天才やな。

なんやかんや言いながら5年間毎日毎日朝から晩まで

料理っていうこの仕事に携わってるんやからそれはそれでこれやろなあ、

みたいなのはあるけど、毎日ちょっとずつ前進んでるやん!ってころからすれば

いまは進んでないよなあって思うし、果てには「なにやってんやろ」ってあほみたいなこと考えたりするわ。

空いた時間にほかの仕事をしようかなとかたまに思うけど

じっさいやる段になるとめっちゃ嫌やしっておもたらやっぱり店がええな、と思うたり。

 

あっ!このまえ気づいたんやけど

料理っていうか調理っていうのは技能やん、技やん

じぶんのそれを食べに、予約してれたりお金いただいてるとか

わああああごっついやん、て。

我にかえってみるとなんて図々しくって恐ろしいことしてるんや!って。

それを恐れずなんも考えんと続けていけてんねやから、やっぱりここかなと思うねんなあ。

いま、

「乖離」ってメモしてたんやけどなにとなにが乖離したのか

まったく思い出せません。

 

今日は夕方近くからメイシーが来てくれたので

やっとバースデープレゼントのムーミングッズを渡せました。(ムーミンの焼き型とキッチンタイマー)

 

雨で寒かった。12度くらい?

長屋の店のトイレは軒から外側に後付けでついてるので寒さはんぱなく

メイシーが「殺人的、老人は死にますよ」ってトイレ入って怒って出てきた。

 

夜はすっかりだれも来ず、なみちゃんが一瞬でビールのんで帰った。

あ、もう九時です。

閉めよう。

 

最近たぬき(いりさんの母猫、まだら柄。さび柄というらしい)がまた窓のところに座るよ。

2年前、たぬき一家誕生のころにかならずたぬきはまどの外枠に座ってて

急に再現だよ。

この態度なんかあるのかな、なんもないな。いやなんかあるのかも。

 

いま、メイシーがずっと続いてるヨガで覚えたポーズを4つ教えてくれて

指導してくれた。

これつづけるよ、みんなにもおしえよう。腰のびるし。

メイシー曰く「肩甲骨が若さのひけつ」らしいっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/20 昼過ぎより雨

消えた。

さっき調子よく書いてたやつぜんぶ消えた。

なんでやねん。

で、すっかりどうでもよくなったけど書き直してみよう。

今日は土日バイトのホンさんが、息子の保育園の保護者会でお休み。

それでこれまた次から次へとお客様。

 

「店にぶらりと俳優さんとモデルさんが大人のデートでご来店、料理を堪能」

っていうこの前の「粋男流儀」収録のやつを

今朝、BSフジで朝8:30から再放送やったから?っておもたけど

それはちゃうな、ってことになって。

告知もすっかり忘れてて、うちもBS映らへんし。

でも「粋男流儀」のホームページで観れるねんよ。

いとうくん曰く「自然ですっごいふつうに女優でした、慣れたんですね」(あ、わたしです)

らしいので、ドキドキやったけどほんま知らんうちにこれでテレビ5回目?か、素人でも無意識にカメラに慣れるゆうのはあるのかもしれん、観てないけど。

先日夫が「本を貸してあげる」と言い、肝心の本が見当たらず「やっぱり貸せない」となっててその本がきのう見つかり「やっぱり本を貸してあげる」で、その本を取りにシキさんが来てて

「ツイッターでお店が書いてたあたたまる牛すじのフォーください」って食べてて

その時に次から次へとくるお客様をなんか例えて言うてたけど忘れた。

あっ、思いだした!「まさに出船、入り船ですね」って言うてはったんや。

ええタイミングにきれいなことぽろっと言いはるなあて、感心した。

 

こうやって書き出すと20時間くらい書き続けられるわ。

書き続けたら作家になれるかな、なれへんな。

 

うちの店の席数は16で、せいぜい14人くらいでいっぱい。

ぶっちゃけ5組で満席なんやけど、(相席はバリバリやるのでそれ以上もあるか)

でもそこまでいくといっぱいいっぱいで、お客さんにも「ひとりで大変ですね」とよく言われるけど

週に6日、月に24日開けててそんな日はひと月2〜3日あるかないかやし

一日10時間開けてるうち大変な時間、あっても2時間くらいやから。

 

それでも毎日いろんなひと来るし、

いろんな話し聞くし、もったいないし

これから日々をていねいに生きよう(これはうそ)

ずっとブログやりたかったからやってみた。

と、ここでみどり(くろねこ)いりさん(さばねこ)来てどっか行った。

 

今日はボストンの爆破の容疑者がひとり、拘束された。

無事でよかった。ほんとによかった。

爆弾はあかんけど、だれであれ銃で殺すのはあかんで。

仕方ないときは仕方ないかもしれんけど、

「銃殺ありき」で行くんはちゃうよ。

とにかく生きててよかった。

 

それはみんなそうやん。