店の毎日

小さい商店と猫の記録。

4/29 mon 祝 晴れですな たくさんのお客さまさま

きのうから、いやおとといからゴールデンウィークか。

そもそも月曜日の祝日って店はぜんぜん混まないので、ことしもボチボチとおもてたら

それなりに混みました。今日からあたらしいスタッフが手伝ってくれてて、オープンから来てくれてたお客さまなんだけどこのたびお店をやるそうで、それでうちでお給料なしでお手伝いしたい、と言われたけど「お給料なし」だとなにも頼めないし、中途半端でだれも得しないのでホンさんのいない日にお願いしよう、ってことで即決定。もともと薬剤師さんで長いこと働いてた方なのでとても楽ちん。ユーが盗めるようなものは、うちにはなにもないですがよろしくお願いします。

で、お願いしてよかった、次から次へと出船入り船(また使う)でお客様。

ありがたやありがたや、なんども言うけどあと一回は来てねみなさま。

 

ひと段落したらうーちゃんちーちゃんご来店。

このたび晴れてご成婚でその報告などなど。めでたいな。うちは子どもがいないから、みんなの子にお年玉あげられるきれいなおばちゃんになれるようにがんばるよ。

めでたいね、ひとごとでも出産や結婚はなんかしらんけどめっちゃひとをハッピーにするね。いやあめでたいめでたい幸せそうやった。ま、いま幸せやなかったらいつ幸せやねん、って話しやしね。

で、店やり始めて初めての計算ミスうううううう。

立ち直れへんくらいショック(うそですすんません)でも1000円を捨ててしまった。で、ずっと気になってた「レシート渡したいわあ」ってことを実現するのだ、と思い

金庫がわりの古いレジはあるので「電卓からレシート出てけえへんかなあ」と思って「電卓 レシート レジ」で検索したらありました。カシオさんえらいってか世界はすごいな。電卓からレシート出ます、これ棚卸しに重宝やね。

んで、印字もタイプライターみたいでちょっとかっこええし、嬉しそうにレシート出したら、お客様は「あ、いらないです」って言われ続けました。ま、いまに役にたつさ。

夜、ニコニコ超会議に出かけていたきんたん、なみたんから「まどかマギカ」の八つ橋のお土産をもらう〜。これ限定らしくちょうど来られてたお客様超こうふん。

んで、そのまどかな包装紙の箱の左下に「聖」と書かれててそれをみたふちゃんが「この女の子は、まどかマギカに出てくる聖ちゃんなんですか?」と聞いてた。

「聖」は八つ橋の名前だから!

昔、京都に旅行したときに行く先々ぜんぶでずいぶん冷たくされたらしく、すっかり京都恐怖症になってるらしいふちゃんですが、京都に冷たくされた理由がちょっとわかった気がした。

夜はしんどーちゃん、こばさんも来てくれた。かわいくて若くての恋愛事情もそれはそれでたいへんなんやなと。それに加えていまの若い女子は一生の仕事も探さなあかんから迷える子羊よのう。もったいなかもったいなかよ、こんなかわいくてやさしい女の子がここに居ますよ。

そいえばHPもそのまま止まってるやん。ゴールデンウィーク終わったらやってこやってこ。

ちいさいことからコツコツと、、いつまでもちいさいままや。

 

京都行きたいよな。

 

4/28 sun 晴れ メモの日付一日ずれてる。

iPhoneアプリのメモを使ってて日付がずれてる。

なんでやねん。こんなん自動やないの?

 

きょうはいつもの歯医者でなく肉体労働を終えたシキさんがせっかく行った千住の銭湯が休みだったと少し怒りながら入ってきた。何湯か忘れたなあ。で、ちょうどふみえちゃん(以下ふちゃん)も来てて茶飲み話に花が咲いた。ふちゃんが「ジョジョ、って知ってます?わたしジョジョって勝手に頭のなかでトトロみたいなアニメだと思い込んでて、この前テレビでジョジョみてびっくりして」と話しをシキさんに振った。シキさんがジョジョを知らないわけがなく波動の話から荒木さんの最初の作品『ゴージャス☆アイリン』、「バオー来訪者」を経てジョジョまでの経緯をそれはそれは熱くくわしく話してくださいました。

「知識の幅がひろいんですね」と感心するふちゃんに

「浅いんだと思います、所詮浅はかな人間なんで」と会話してらっしゃいました。そのあともジョジョから大学生活まで話しが進んでシキさんは一個ぜんぜん単位とれない学科の話しをしてて「大学の答案用紙なんて教授へのラブレターですから。教授の気に入る答えを書けばすむんですよ」て言って「好きだったんですか?教授のこと」と聞かれて「いえ、ぜんぜん」て終わった。

聞いてるわたしからすれば単位を落としてるから、ラブレター書けないわけだから好きであるはずがなくてそこで「好きだったんですか?」って突っ込んでるふちゃんがおかしかった。

そして入れ替わりで立川吉幸さん来てくださる。シキさんはもともとらく里さん、吉幸さんの落語会で来てくださったおふたりのお客様なので「いれかわりで、いま、シキさん帰ったとこですよ〜」というと電話を吉幸さんシキさんに電話かけたんだけど「日曜劇場観るから戻りません、って言ってました。」ってことで夫、そして吉幸さんから呼び出しメールもらった中学生のお友達Nちゃんきてびっくりした、と思ったらNちゃんのお父さんもきた。そのままサラブレッドの種付けおみこしの話しややぎの話し、芸のはなし。

ドクターから噺家さん、中学生までいろんなひと集まりいの。

「芸っていうのは結局個性、上手い下手じゃない。下手でもそれがじぶんが弾いてるってひとに分かればいいんだよ。」

「みんな平気だけどほんとはキスってすごいばい菌まみれなんだから。キスするより、肛門なめるほうがよっぽどきれいなんだから」

 

今日の名言でした。

4/27 Sat  晴れ晴れ ゴールデンウィークまっただなかに書いてるけど思い出せない

今日は朝からバイトのホンさんがいて、気持ちが楽チン。

そういえばきのう、去年のGWはどれくらい売れてるのか?と思い帳簿をみたら、去年は大雨とかあってんな、それも三日間も!わすれてるわ、天気や数字を見てもまったく思い出せない、といっても大雨は5/1から6日までのなかの三日間やったみたいで後半はさっぱりな数字やった。ことしは後半、ホンさんはお休みでほかも都合がつかないのでわたしはひとりぼっちさ。どうなるのでしょう、ドキドキやな。

 

で二月末から始めてるレコーディングダイエット、一日の基礎代謝量1236kcalを守るってやつ、続けてるんやけども(iPhoneアプリ450円くらいのやつ)なかなか1200kは少ないよ、でもまあまあ一進一退くりかえしながら減ってってるわ。そらそうよな1200をなんとなく守ってるわけやから、ただ加齢により新陳代謝がハンパなく落ちてるからそんなこっちゃすぐには減らないのさ、肉。

そうそう今日はホンさんがいるから掃除しながら、ほったらかしてたベトナムの神様を洗う。神様本体をホンさんに流しできれいに洗ってもらってて、そしたらなんかベトナム語で独り言、言うてるから「え?なになに」って聞いたら(口にしてしまった愚痴かとおもった)神様に「冷たいよ〜、シャワーあびますよ、きれいにしますね」って言ってたらしい。でそのあとお酒をお供えしながらも「神様、酔っぱらわないでね」(ベトナム語で)って言うてた。身体をゴシゴシしながらほんとに話しかけてる感じやってなんか感動しました。

きれいなもん見たな。

 

4/26 fri  晴天 雹の危険

朝から雹がふるから注意ときのうJWAVEで言ってた。

朝はすごくいい天気こんなで雹はふるんか?

 

朝7時アルバイトのホンさんが朝の掃除に行けないとメール、うううこれから前の日の夜10時までに連絡ちょうだいね、と返信。

早めに出て掃除から準備までわらわらやってたらなんか時間かかってしもた。11時30分に電話鳴って「近くまで来てるんだけど店がわからないです」お客様に道を説明ナビして「ありましたっ!」はいいけども「店は12時からなんです」「え〜?!インターネットでなにかのサイトに11時開店って書いてあったから」準備ができてたら店に入って待っててもらうんだけどそれも無理だったので12時から来ていただくようにお願いし、訂正したいのでどのサイトだったか聞く。「食べログだったと思うんですが、あ、いいですだいじょうぶです」とお客様、これめっちゃ迷惑かけてますやん。調べたら食べログではなくて(今年初めに食べログは定休日も開店時間もめちゃくちゃなん見つけて訂正のお願いのメールを出したところだったので違うとはおもった)「開店時間11時」って書いてるサイト結局見つけられず。

掲載するのに断りはいらんけど、勝手にのせるならのせるで正しい情報を掲載してください。お客様はそういうサイトはぜんぶ店が載せているもんやとおもてますから。そんなサイトが上位にくるもんやからほんとに知りたい正しい情報はそれより下にきて下にきても正しい情報がみつかればまだいいけども。いっそ電話番号だけわかって店に確認したほうがどれだけ親切で合理的か。巨大サイトを作ってるほうは何百万軒のうちの一軒でどうでもええことなんやろけど、ほんとこういうやつらうんこだ。で内部情報、食べログは原則、店ごと掲載さげるってできないのだ。いいも悪いもぜんぶ掲載をさげてくれ、って店側が頼んでも出来ません、これ変でっしゃろ。店があってその情報があるのに元の店になんの権利も自由もない。ほんとうんこ。

昼にきのうに引き続きいとうくんがごはん食べにきてくれてあさりのフォー食べてたらFちゃん出勤、ってFちゃんは日課で来てくれる友人。このメンバーきのうと同じですね。でいとうくんといれかわりでのりちゃん。ひさしぶり!ゴールデンウィーク開けにする予定の乙女会結婚祝賀会の打ち合わせに来てくれたんやけど、それと同時にカリスマkさん登場。大蔵省kさんになって、全員集合でごちそうさまして、話し盛り上がり祝賀会の打ち合わせ進まず。書きたい書けないいいいどこも渡る世間は鬼ばかりやね。

 

備忘録(ここ読まんでいい。)

死刑執行2名

死刑反対。中学時代夜中に「わたしは貝になりたい」を深夜テレビでやってて、ふすまちょっと開けて盗み見してこわくてこわくてその後「冤罪」っていうものを知ってそれからやねんな、わたしなりにいろんな冤罪事件の本と死刑の本を読んだ。甲山事件や狭山事件、最近は光市の。面会こそ行く勇気がないけど、いろんな事件を知るうちに、ニュースでみて「こいつ悪いやっちゃな、生かしておけん!」って思てただけの他人事やったんが「いろんな理由や事情があるねんなあ」といちいち考えるようになった。(事情があるから殺してええいうのと違う。)光市の事件の死刑が決まった時に、国民感情で司法が動くこと自体がそら恐ろしいし、なんの興味もなかった人たちが「死刑死刑」と盛り上がるのも怖かった。差し戻し死刑なんかありえへん、と感情で判決が変わるなんかありえへん、命の差別やんと憤りあらわにツイートしてしまったな。そしたら何人かからお叱り、ま、ディスられ、あるひとは「そんなひととはつき合えない」とわざわざ言われたりも。いちいちめんどうやからなんも言わんかったけど少なくてもわたしはあなたよりずうううっと光市の事件を調べてきたよ、何年も。そんな今のはやりのムードで死刑がどうのこうの言うてるわけやないよ。もう30年もずっと死刑について考えてきたよ、たまにやけど。で、わたしは人は殺したらあかん、とおもた。死刑が国家による殺人であること、そして冤罪が存在する、んで反対。

死刑も執行のボタンを押すひとがいてるんやから。そんなこと仕事にさせたらあかんやろ。

金品強奪や詐欺いろんな犯罪はやってもたらじぶんもふくめ、罪として償えばいいと思う。でもひとは殺したらあかんて。せやから戦争も反対やし、作業員が命を削って管理せなあかん原発も反対です。とりかえしのつかへんことはしたらあかん。

反対っす。

雹ふらず。

 

 

 覚え書き

法務省によると、執行されたのは、2005年4月に千葉県市原市で起きた暴力団幹部射殺事件で共犯だった元暴力団組長の浜崎勝次死刑囚(64)と、元暴力団組員の宮城吉英死刑囚(56)。

 いずれも収容先の東京拘置所で執行された。これにより、確定死刑囚は134人となった。

 

 確定判決によると、2人は05年4月25日夜、市原市内のファミリーレストランで拳銃2丁を発砲し、別の暴力団組長ら2人を殺害した。

 殺人と銃刀法違反の罪に問われた2人は、一、二審ともに死刑判決を受け、浜崎死刑囚は11年12月、宮城死刑囚は09年6月にそれぞれ最高裁で上告が棄却された

4/25 晴れ ごとびやね、五十日?ごとびってどんな字?

書き出す時間4:30~5:30になるといりさんとみどりが今月から開けっ放しになってる表から入ってくる。

猫はすごく時間厳守。

うちのも6時半に一度みんなベットまで上がってきて、それでわたしがトイレだけ行くのにはついてこなくて、7時過ぎたらわらわら布団の中やベットの下から出て朝日の当たってるほうの窓に一列に並びだす。冬はふとんから出てふとんの上にねこだまる。

でちゃんと起きるとだだだだーっと全員一緒に降りてくる。

なあなあ鳴いてごはんください、ごはんいれてくださいっていうけど

入れたら入れたでちょっとついばんで、だだだだだーって下へ。また上がってきてじっとみてるテレビの前に座ってまた一部のねこが、なあなあ鳴いてちがうのください缶詰ください缶詰くださいって鳴く。

長老(っていっても推定13歳)でこの家(借家)に私たちよりも前に居た(前に住んでたひとが飼ってるか世話してて置いてった)イチ(黒猫)はほかの猫がふえてたいそうストレスもたまって、このまえ喧嘩で向かいの家の屋根から落ちてから痩せて外にも出られない(出してない)ので、特別扱い、贔屓するようにしてる。あきらかに贔屓してますってのをイチにわからせるように。ずっとイチはひとりで悠々やったのに(二年目からうりが来てそれはそれで仲違いしながらもなんとなくやってた。いまはうりはいないけど)今はうざい家族といっしょに住まわされて不憫やからね。

ごとびは車多くて銀行に人多い。お給料のひとも多い、うちまったくカンケーないけど。きのう気づいたけどあさってからゴールデンウィークですやん、って「ですやん」って関西弁好きやな。友だちは(東京のひと)「せや」が好きって言うてた。「せやせや」って好きなんやて。カンケーない、この日記25日にカンケーない、ってくらいとりとめのない一日。ただいま17:39、これから夜の営業が始まるな。

あっ!あったあった忘れるとこやった。

今朝10時前、出勤途中の4号線の唐揚げ屋が角にある大きい横断歩道で、歩道の線の右はしっこを歩いてたおじさんが「まちがってる!それはまちがってる!それでいいのか!(とかいろいろ」って手を前に出して突く感じで叫んで渡ってた。「なんでやねん」の手つきの前押し版。怖いです怖いです。出勤途中すっごい思うけど独り言言うてるひと多くね?東京だから?

アベノミクスで減るのかな。

 

法律が商売を操作するのあかんけど、

還元セール禁止の法案はわからないでもない、やりたいひとは「3」と「5」と「8」があかんねんから「4%引き」「7%引き」とかやればよろしいやん。

税金は商品の値段とは別のもんやから、来年から外税表記を徹底する方が先やと思うわ。そんな国がいい。

「うおーこんな税金つくんや」っていちいち確認できることはええことやし。

 

平和やな。

 

 

 

4/24 曇り時々雨 もうすぐゴールデンウィークか

昼から雨足強いのにポツリポツリお客さん。

そして今日も店の先の路地にある古い日本家屋の歯医者さんに通っている歯医者帰りのシキさんご来店。

で、表で入るでもなし近くのカリスマカフェkさん(ツイートにお兄ちゃんって名で登場するひと)が白い充電コード持って店のまんまえで電話してる。仲良しからみたら黒い感じのひとって思うだけでなんともないけど、知らないひとからみたら怖いほうの人よなKさん。はよ、入ってきてよって。

で入ってきた。「その向こうに差し込んでもらっていいっすか」って

充電する気まんまんですやん、電気どろぼうや。

 

「牛肉とはっぱの下さい。ここのは合成肉とかではないですよね」

「震える舌」読書中のシキさん。

「あ、おれ、あの合成肉好きですけどねえ、柔らかくて」kさん。

うちは合成肉ではありません。

定休日開け、今日ばっかりはだれも来ないだろうな、と思ってたからよかった。

 

毎朝「きょうはだれもこうへんのかな」って思うし来ないのが三日続くとこれ一ヶ月続いたらどうしようと思う。そいえば店やるまえにどっかに食べに行く度に仕入れの量やら営業時間やら手当たり次第その店のオーナーに質問攻めしてて興奮してたんやなあ、わたし。んで商店街はさんでお向かいにあるおいしいアフリカ料理の飲み屋さん「バオバブ」で大好きなオーナーのさとうさんが「店って今日みたいにだれも来ないなあ、って思ってても一ヶ月終わってみたら先月と同じ売りあげになってる。不思議ですよ」って言ってて。それ聞いた時は(バオバブさんはおいしいし、長いし、みんな大好きやから結局帳尻あうだけやわ)って思たけどほんま不思議と開けてみて過ぎてみるとまったく毎月同じくらい売り上げてんねんなあ。言われたことがいま、すっごいわかるよう。みなさんありがとう。

いま、表からいりさん入ってきてうがうがってへんななきかたしてる。

 

ベトナムの留学生のアルバイト斡旋をきっかけにハノイハノイに通ってくれるようになった日本語学校のHさん。(バイトに来てた留学生は2人ともすぐにばっくれたよ)で、仲良くなってんけどそのHさんが料理修行で先週からベトナム、ホーチミンシティに。三ヶ月間、料理を勉強し、戻って店をやるという。ベトナムの店やねんけど、それがすっごいすきまのセレクトで、おもしろいねんなあ。帰ってきたらなんかコラボりたいよ。彼女の滞在中の三ヶ月中はまず無理やけど「もしかして延長するかもしれない」って言うてたしコツコツあきずに店開けて、彼女が居る間にホーチミンいきたい。で、きのう東京宝くじ買ったよ、5枚500円。でも1等 2000万1本 100万2本やった厳しいな。

んで、彼女から「着きました」っていうメールが来たんやけど、今は仕入れをお願いしてる雑貨をやるきっかけになったKITOのひろせさんからのメールもそやけど、海を超えたメールってなんか気分が高ぶるんよなあ。読んでるだけで、いやメール来るだけで、わくわくする。なんでやろ?遠いとこからくるから無意識で興奮すんのかな。そこにおんなじ時間(時差2Hあるけど)やのにぜんぜんちがう世界が拡がっててそれが興奮するんかなあ。一気に鬱も吹き飛ぶくらいあがるわあ。

毎週和歌山から野菜と一緒にキョウコちゃんから短いレターが届くんやけどそれと同じ興奮。むかし雑誌クウネルにあった作家とだれかの交換書簡みたいに公開したいくらいレターおもしろい。ま、公開とか死んでもできひんけどもお互い。

でもキョウコちゃんが、昨日の手紙でうちの先行きをいろいろ心配してくれて、「野菜もあるときだけ送りましょうか」と気を遣ってくれてて野菜より手紙がなくなることがショックやから(うそです、野菜一番)しごとがんばるから、わたし。

 

あっ地震だ!(4/25 16:16 現在 福島だわ)

 

※店はありがたく二年目から変わらず同じ具合でうちの先行きは店の先行きではないのでだいじょぶです、といってもみんな一年に一回は来てね。

 

 

 

4/23 定休日 晴れ。上野へ買い出しと色彩を持たないひとのこと

きょうまでで、70人読んでくれてありがとうございます。

これが1日30000ビューになる日まで書き続けるで。

 

今日は店は休みで、生のレモングラスやタイの餅米とか切れてたので

休みの日なのに上野へ買い出しにいきました。

その帰り、「姉ちゃんたち写真撮ったほがいいよ、キムタクだよ!」とセンタービルの二階指差しながら数の子とか売ってる兄ちゃんが言うてるんで上見ると、

あほがみる、豚のケツ、知らない兄さんやったよ。上野ものごっつひと。12時前、アメ横センタービルの地下へ降りると照明明るっっ!めっちゃひとやん!

撮影中やん、頭ひとつ高い高嶋兄、香取くんもザキヤマさんもテレビで見るのとまったく同じ顔でした。昔はテレビで見るのと違うなあ、細いなぁとか小さいなぁとかあったよな。びっくり映像の進化やな、まったく同じ。
ただ、濃いな、スターは濃い。
この調子やと私の北村さんとか私の松潤とかどれだけ濃いんやろ。
って、濃い好きやねんな私ってば。うちにも撮影でいろんなスターさんが来てくれはった。楽しんごさんはじめ、たかとしさん、温水さん、はなさん、つい先日は羽場裕一さん。いっちゃん最初がタカトシさんやって、どのタレントさんが来るのか、どの番組なのかも知らされてなかった(言うてしもたらみんな見物で大騒ぎになるからか?)から、表の引き戸のガラスにタカトシさんが写ったときは目、こすったで。すぐ本番やし緊張でガタガタ震えたけど、何回か撮影繰り返すうちに、私がそのひとたちと友人になれるわけでもなく、撮影が終わればさようならでたぶん一生会えへんからへんな緊張するのはなくなった。大事なんは撮影でなくてこの店に来てもらえるようにすることや、って思たよ。
スターのひとは喜んでくれてみんな「ぜったいプライベートでゆっくり来ます」と言ってくれたけどだれも来ないよ。
「5時に夢中」に出た時に終始興味なさげのうさぎさんにまわりが「そんな顔しないで北千住おもしろいですよ、行ってみてください!うさぎさん!」というとうさぎさんが「一生、行かないもん。行かないでしょふつう、北千住」って言うてるのを聴いて、まったくその通り!っておもたよ。うさぎさん気持ちよかった。
でも先日の羽場裕一さんは「ショップのカードもらっていいですか」って玄関のカード
持っていってくれたよ。
羽場さんはほんと、どっからどこまでが演技かわからんくらいムードがあってくしゃくしゃの笑顔で素敵でした。演技でなくてきっと素敵な方なんやと思う。相棒でも渡鬼でも私の中では身近な役者さんやから「スープ、ほんとおいしかった」って褒められてめっちゃ嬉しかったな。
 
んで、昼過ぎには上野から帰ってきて自宅の猫とうらうら過ごして、
千住図書館の道なり先にある鶏屋さんに先週に引き続いて総菜を買いに行く。
店の名前わからんけど表に焼き鳥と鶏のフライやハンバーグが皿にどぱっと並んでて
お買い得のやつは30円でふつうのは60円、手のひらより大きい鳥の揚げもんは100円。
これ、かざまより安い。
700円分買って帰って分けて食べた。
フライ胸肉、やわらかく衣がミルフィーユみたいになってた、変わってるな。
 
↓ここから読書感想の備忘録なんで長いし読まんでいいです。
 
世界が認めた村上春樹の『色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年』文藝春秋
相棒見て(あの写真のやつやった。警官がすぐにひとを殺す相棒、、っておもてたけど
逆に、警官は拳銃とか殺されたひととか日頃身近なぶん、人を殺すのもわたしたちより近いかもしれんな、と思う今日この頃。)
で、多崎つくる、
36pまで一気に読む。
ここで多崎つくるがなんではぶられたんかだけが知りたいだけで
物語にまったく関わっていたくなくなった。
読み始めてからこの無理やり感、読まされてる感、
多すぎる無駄な文字(あ、わたしは36pで「多崎 色彩 あらすじ」ってぐぐってしまうほどの、春樹読むなのばかやろうなのでなにを言おうとそっとしておいて下さい。)
ミステリー仕立てというかなんていうか突拍子もないようでどうでもええことにつき合わされてる感、いやいやよ。
あ、この読まされてる感って、、って思い出した25年前初めてそのころの彼に読まされた時も(「風の歌を聴け」「1970年のピンボール」とか)同じこと思いながら、でもこれ読んでしまわないといけないからときもち盛り上げて読んだんやった。ミーハーやからそのあとも出れば読んだ。アメリカ文学みたいなこういう平坦な文章がリズムに乗って音楽みたいで面白いと感じようとしてたけど、実はその最初からおもんなかったねん。
んでノルウェーでおわた。じぶんの知人がノルウェーの感想をそれはそれは興奮して話してて、さめた。
で25年ぶりの春樹。つまらん。これ、どの本よりつまらん、でも40Pしか読んでないから、ともだちが「つくるにレイプされた」と嘘ついたことでつくるがはぶられて、いや友だちはそれが嘘だってどこか気づいてたけどはぶるしか選択肢がなくて、そんな多崎つくるは今結婚したい彼女にも二股かけられてて、さてどうなる、みたいな暴いていく旅のとこ読んだら変わるかなあ。(すいませんあらすじググったんで)せっかく夫が買ってくれたから読む、と思うけど。
 
せやし、自殺とレイプ出したら小説、終わりやと思うねんなわたしは。